ダイエット中だけどカロリーを気にせずに唐揚げやとんかつなどの揚げ物を美味しく食べたい 。そんな願いを叶えてくれるのがノンフライヤー調理器です。
ノンフライヤーが日本で初めて紹介されたのが2013年。余分な脂肪を最大80%カットできる新しい調理器具として注目されました。
が、一方で「唐揚げがパサパサする」「揚げ物とは別物」「天ぷらはできない」との声も上がっています。
ダイエット中だから仕方がないこれで我慢しようと妥協することもできますが、どうせなら美味しく食べたいものです。
本記事ではダイエット中でも美味しく食べられるノンフライヤーの揚げ物レシピをご紹介します。
目次
ノンフライヤーの揚げ物は「まずい」といっている人の声
揚げ物もどき、がおいしくできます 揚げ物が好きならお惣菜買う方がいいかも。揚げ物たまに食べたい程度なら楽しいです。
引用:Yahoo!知恵袋
(╯•﹏•╰) 期待してるとこんな感じになります。 どうせまずいだろうけど健康のためだと思って食べたらこんな感じです。 (・_・)
引用:Yahoo!知恵袋
唐揚げもどきだろうが、多少パサパサしていても仕方がないダイエット中に揚げ物が食べられるだけでもマシ・・という考えで使用している人もいるかもしれませんね。
でも、ノンフライヤーで作った唐揚げがまずいのは過去の話にになりつつあります。
最新機種のノンフライヤーは高温の熱風を効率よく循環させられるような工夫が施されているため、揚げ物も油であげたものと遜色ない美味しさで作れるようになりました。
唐揚げの粉が残る時の対処法
■ 唐揚げの失敗例
下味をつけた鶏肉に小麦粉や片栗粉をまぶしてタイマーセット。食材の油が熱で滲み出て衣を揚げるとのことだったが粉が白いまま。鶏肉にきなこをまぶしたような仕上がり・・・マズイ。
片栗粉の付ける量によってはカリカリしすぎて、見た目も白っぽく美味しそうに見えない。
■ 対処法
- 粉は少なめに、なんならつけないほうが美味しく仕上がる。
- 粉をまぶしたらその上からオイルスプレーをする。
- 少量のオイルに浸してからノンフライヤーにいれる。
油分を減らすためにノンフライヤーを使っているのに・・・と少し抵抗がありますが、余分な油は下に落ちるのそこまで気にする必要はありません。
現在のノンフライヤーは、サラダ油を浸したりスプレーをすることなくジューシーな美味しい唐揚げができるように進化しています。
ノン フライヤーで唐揚げをおいしく作るコツ
唐揚げ
【2人分の材料】
■鶏もも肉 300g (鶏むね肉でもよし)
■下味のタレ
・酒 大さじ2
・醤油 大さじ1.5
・ごま油 小さじ1
・にんにく(チューブ)2cm
・しょうが(チューブ)2cm
・卵(1/2)(なくても良いけれど入れたほうがしっとりします。)
■衣
・小麦粉 大さじ1.5
・片栗粉 大さじ1.5
【作り方】
- ビニール袋に下味用の材料を入れ、一口大に切った鶏もも肉を入れて揉み込みます。その後、冷蔵庫で30~60分寝かせます。
- 溶き卵を加えて揉み込みさらに30分から3時間寝かせます。(卵を使わない場合はこの工程は必要ありません。)
- ノンフライヤーの受け皿にアルミホイルもしくはクッキングシートを敷きます。(直置きしてもよいのですが片付けが楽になります。)
- 鶏もも肉に小麦粉と片栗粉をまぶしてノンフライヤーにセットする。
※160度で13分で熱風調理します。 - 設定温度を180℃にしてさらに3分熱風調理します。
美味しいとんかつの作り方
【2人分の材料】
■ロース2枚(200g~250g)
■衣
・卵1個
・薄力粉 適量
・パン粉 適量
・塩コショウ 少々
【作り方】
- 豚肉を筋切り(噛み切りやすくなります。)全体的に塩コショウをまぶします。
- 薄力粉→卵夜→パン粉の順につけます。
- ノンフライヤーの温度を180度に予熱します。
- 予熱したノンフライヤーに2をいれて約10分、裏返して約5分加熱したら完成です。
☆美味しくするためのポイント
- フライヤーに入れるときは肉同士がくっつかないように少し間を空けておいてください。
- 脂身の少ない豚肉であれば若干オイルスプレーをしたほうがサクッと仕上がります。
美味しいエビフライの作り方
【2人分の材料】
・エビ 4尾
・小麦粉 適量
・卵 1個
・パン粉 適量
【作り方】
- エビに衣を着せる(小麦粉→卵→パン粉の順に)小麦粉はつけすぎ内容に少し叩いて薄くつけます。
- ノンフライヤーにセットして200度で6分
- 裏返して更に200度で6分で完成です。
ヘルシーなタルタルソース
・固茹で卵 2個
・ヨーグルト 大さじ1.5
・豆腐 60g
・玉ねぎみじん切り 少量
・好みの漬物(あれば)少量のみじん切り
・酢 小さじ1
・塩コショウ 適量
・オリーブオイル 適量
【作り方】
- 固めに茹でた卵を粗くつぶします。
- ヨーグルト・豆腐・玉ねぎ・漬物を加えて混ぜます。
- 最後に酢、オリーブオイルを加え塩コショウで味を整えたら完成です。
☆美味しくするためのポイント
鶏肉や豚肉は食材から油がにじみ出るので本物の揚げ物のような仕上げになるけれど、エビの場合はそれがないのでザクザクした食感。
揚げ物とは別物として食べればこれでもいいけれどエビフライ感を出すためにはスプレーオイルが必要です
できないものとされていた天ぷらを作ってみる
天ぷらの衣は水分が多いため、衣がフライヤーの網の下にたれてしまい作るのが難しいされていました。(水に溶くタイプの揚げ粉も同様です。)
しかし現在は、オイルカットした天ぷらをノンフライヤーで作りたいという要望に答えるために衣に揚げ玉を使った天ぷらのレシピが紹介されています。
【2人分の材料】
エビ 4尾
かぼちゃ 50g
ししとう 4本
小麦粉少々
■ 衣
揚げ玉 1.5カップ
小麦粉 1/3カップ
水 大さじ3.5
【作り方】
1.材料の下ごしらえ
エビ:尾を残して殻をむく、背わたをとって腹側に切り込みを入れます
かぼちゃ:5mm程度の厚さに薄切り
ししとう:切込みを入れる
2.衣の準備
揚げ玉をポリ袋に入れて麺棒などで粗く砕き、(A)小麦粉と水を混ぜ合わせておきます。
3.下ごしらえをした材料に小麦粉をまぶし(A)を絡めその上に砕いた揚げ玉をまぶします。
4.予熱したフライヤーにエビとかぼちゃをならべししとうをその上に乗せます。
5.140度で10~11分間加熱
6.エビを残しししとうとかぼちゃは5~6分ぐらいで先に取り出します。
7.お好みで塩または天つゆでいただきます。
エビフライまでは「ノンフライヤーで美味しくできます。」と自信を持っていえるのですが、天ぷらだけは油であげるものと変わらないとはいえず「ゴメンナサイ」です。
天かすがついたエビもしくはかぼちゃとして考えればそれなりに美味しいですが、いつもの天ぷらを期待すると裏切られます。
まとめ
最後にノンフライヤーで美味しい天ぷらを作るのは難しいという残念なことも書きましたが、揚げ物以外にもノンフライヤーでできるレシピはたくさんあります。
お菓子作りやオーブン料理なども油を使わないだけでなく、食材から出る余分な脂もしっかりと落としてくれるのでダイエット中のお料理が楽しくなるのは間違いありません。
おすすめのノンフライヤー
最近は1万円以下の低価格のノンフライヤーもありますが、2~3万円台のものは安いものよりも温風循環機能が高いのでよりジューシーでサクッとした揚げ物に仕上がります。
揚げ物の味に妥協したくないという人は高機能ノンフライヤーを選ぶと納得できる製品に出会えますよ。