ヒハツはすごいスパイス!内臓を温めたければ味噌汁に入れてみよう

ヒハツ

 

S&Bの調味料のヒハツ(ロングペッパー)はカレーやチャンプルーに入れると味がピリッと引き締まるスパイス。このヒハツが体を温めてくれると注目を集めています。

本記事では調べてわかったヒハツのすごさをお伝えしていきます。

ヒハツがすごいスパイスである理由

長い歴史をもつ

S&Bのロングペッパーがヒハツと名前を変更したのは2018年のことです。メディアで紹介されてヒハツという名前のほうがネームバリューを持つようになったからですね。

ヒハツそのものは紀元前ヒポクラテスの時代から薬剤として使われてきた歴史のある存在です。

効果がすごい

冷え性の緩和

ヒハツに含まれるピペリンという辛味成分には血管を広げる効果があります。これにより血液の流れが良くなり血行が促進されることから冷え性の緩和が期待できます。

むくみ解消

足のむくみの大きな原因は足の血行が悪くなること。ヒハツの辛味成分ピペリンはここでも良い働きをしてくれます。

 

辛味成分 唐辛子(カプサイシン)との違い
カプサイシンには即効性があり食べた瞬間からすぐにポカポカと暖かくなります。しかし、急激に熱くなった体に対して冷やそうという生理現象が働くのでカプサイシンによる温め効果には持続性がありません。一方、ヒハツ(ピペリン)はゆっくりと体のすみずみまで温めるため発汗性は低く温かさが持続します。

ゴースト血管の改善

ヒハツを一躍有名にしたのはゴースト血管への効果です。

毛細血管の血流が悪くなると毛細血管そのものが消えかかってしまいます。これが毛細血管のゴースト化という現象です。

毛細血管が減ると血液が細胞の隅々まで行き渡らなくなるため老化など様々な弊害を体に及ぼします。

ヒハツには「Tie2(タイツー)」と言う酵素を活性化させる成分があり、この「Tie2(タイツー)」が毛細血管に作用して修復する効能を持つことからヒハツへの期待が高まっているのです。

ダイエット効果

ヒハツは太い血管から毛細血管まで血液の流れを良くしてくれるので体温を上げてくれます。これにより必然的に代謝も良くなります。

エネルギー代謝が良くなることからダイエットへの効果も期待できるというわけです。

摂り方!とりあえず味噌汁に入れてみよう

ヒハツの摂取量の目安は1日あたり小さじ半分程度(1g)。味噌汁に1~2振りするだけで体がじわじわと温まってきますよ。

ヒハツの味と香り

■味
ぴりりと舌に感じる程度の辛味
シナモンのような独特な甘さ
■香り
シナモンやオールスパイスに似た香り
スモーキー

独特の味と香りがあるため味や香りに慣れるまで時間がかかるという人もいるかもしれませんが、エスニック的な味噌汁だと思えば抵抗なくいただけます。

味噌汁をおすすめする理由

味噌汁に入れるのをおすすめする理由は続けやすいからです。

体を温めるしょうがや唐辛子と違いヒハツは調理不要でさっと振るだけで摂ることができます。刺激も少ないので胃腸が弱っている人でも味噌汁だと食べやすいです。

ヒハツが入った味噌汁も販売されています。

ヒハツの使い方!胡椒の代用品のイメージで

基本的にヒハツは胡椒を使う家庭料理であれば大抵のものには合います。炒め物やチャーハン、スープ、ラーメンなど胡椒の代用品として使用してみてください。

肉料理との相性抜群

ヒハツは肉の臭いを消すと同時に爽やかな辛味が肉の味を引き出してくれます。ですので、唐揚げやとんかつなどの下味に使うのもおすすめです。豚骨のスープとの相性がよいので沖縄のソーキそばにも使われています。

生野菜にかけて食べる

生野菜は体(内臓)を冷やします。内臓が冷えることは美容にも健康にもマイナス。毎日サラダを食べているという人は体を冷やさないためにもヒハツをドレッシングに加えて食べてみてください。

ヒハツの香りは果物とも相性が良いので、体を冷やすといわれる南国の果物にかけると普段とは違ったフルーツサラダを味わうことができますよ。

紅茶やコーヒーにいれて飲む

香りがシナモンに似ているのでシナモンの代わりに紅茶やコーヒーに入れても美味しいです。

コーヒーは体を冷やすと言われています。1日に何杯もコーヒーを飲む方は冷えを防ぐために一杯だけでもヒハツを入れて飲んでみてはどうでしょうか?

まとめ

一人暮らしをしている娘が冷えが酷くて体調が悪いということから、たどり着いたのがこちらのサイトです。

ここでヒハツというスパイスがあることを初めて知りました。

ヒハツはどこに売ってるのか?

ヒハツはS&Bのスパイスなのでスーパーに行けば手に入ります。私はいつも買い物をしている地元のスーパーで購入できました。

 

 

もっと詳しく知りたかったのでこちらの本も注文しました。