ごぼう茶で胸焼けがするときは飲む量を減らしてみよう

ごぼう茶を飲むと胸焼けがしたりお腹が痛くなることがあります。もし、そのような症状が現れるようでしたら飲む量を減らすようにしましょう。

本記事ではごぼう茶を飲むと胸焼けする理由とその対処法について説明しています。

ごぼう茶で胸焼けする原因は豊富なサポニンや食物繊維

ごぼう茶がダイエットやエイジングケアをサポートしてくれる理由は豊富なサポニンとイヌリンのおかげなのですが、摂りすぎるとそれが原因で胸焼けや腹痛を起こすこともあります。

サポニンが胸焼けを起こす

サポニンには界面活性作用があり、これにより細胞膜の構成成分であるコレステロールが分解されます。

腸内のサポニンは腸内のコレステロールを分解して排泄を促し、血中のサポニンは血中の悪玉コレステロールを分解してその働きを抑制します。

しかし、サポニンの界面活性作用は人の細胞膜にも同様に作用するので、ごぼう茶を過剰に取りすぎると胸焼けや腹痛などの原因にもなり得るのです。

イヌリンが腹痛を起こす

ごぼう茶で抽出されるのは水溶性食物繊維であるイヌリンです。

食物繊維を摂ることで腸内環境が改善され便通も整うのですが、人によっては腸の働きが良くなりすぎて腹痛や下痢などを引き起こすこともあります。

特に胃腸が弱くなっているときや体力が落ちている時は強く出る場合があるので注意が必要です。

アレルギーが腹痛や下痢の原因の場合もある

キク科(菊)などの植物アレルギーがある人はごぼうにも反応する可能性があります。

キク科の植物にはよもぎやブタクサ、また、カモミールやカレンデュラなどハーブ系の植物も含まれます。

ごぼう茶を飲む量|最初は少しずつ

ごぼう茶に含まれている食物繊維やサポニンの量を考えると1日1~4杯程度であれば問題ありません。

ただし、体調や体質などは個人差があるので飲み始めは1~2杯から、様子を見ながら飲む量を増やしていくのが望ましいです。

飲むタイミング|空腹は避ける

胸焼けしやすい人やお腹がゆるい人は空腹を避けて食後などにごぼう茶を飲むようにしてください。

胃腸に自信がある人は空腹時や食事の前に飲むとごぼうの成分が吸収されやすくなるのでおすすめです。

ノンカフェインなので就寝前に飲んでもOK。血行も促進されるのでリラックスした状態で休むことができますよ。

まとめ

ダイエットや美肌への効果が注目されちょっとしたブームになったごぼう茶ですが、自分の体調や体質を考えずにいきなり大量に飲むのは望ましくありません。

もしあなたがごぼう茶を飲んで胸焼けしたり腹痛を起こすようでしたら飲んでいる量やタイミングを見直して取り入れるようにしてくださいね。

 

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