太るイメージのある甘栗は、実はとてもヘルシーで食べ方次第ではあなたのダイエットをサポートしてくれる優秀なおやつです。
本記事では
・甘栗を毎日食べるときのコツと個数
・甘栗に含まれる栄養成分
この2点について詳しく説明していきますね。
目次
甘栗を毎日食べるときのポイント
カロリーは調整できる
甘栗のカロリーは100gで換算すると190~222kcal なのでカロリーが高く感じられますが、1個あたりの重さが5g~15gなので1個あたり11kcal~25 kcal。
少量でお腹が膨れるのでダイエット中の空腹感を満たすことができます。なので、小分けにして食べれば毎日食べても大丈夫なんですね。
甘栗むいちゃいましたがおすすめ
ダイソーにある有機栽培甘栗は1袋120g入でコスパは良いのですが、食べ始めたらやめられないという人はコンビニでよく見かける「甘栗むいちゃいました」(35g63Kcal)のほうが無難ですよ。
低脂質
甘栗の脂質は100gで1.11g。甘栗1個で約0.05gといったところです。
糖質量には注意
甘栗は脂質も少なく100gに1g程度なのですが、問題は糖質です。100gあたりの量はケーキやチョコレートと同じくらいになるので1日の摂取量や食べ方には注意が必要です。
一日何個までならOKなの
大きさによって違うので何個と言い切れませんが、先に書いた「甘栗むいちゃいました」であれば6粒。
これを一気に食べずに数回に分けて食べるのも効果的です。
甘栗のほどよい甘さが脳を刺激して甘いものに対する欲求を抑えてくれますよ。
太らない食べ方
夕食後や夜食には控える
夜は体内時計を整える役割を持つタンパク質の影響を受けるため太りやすくなります。
甘栗は糖質量が多いので寝る前は控えたほうが良いでしょう。
食前に食べる
甘栗を食前にゆっくりと咀嚼することで満腹中枢が刺激されます。それにより食事の量を少なく抑えることができます。
また、栗の食物繊維が水分を吸って膨らむので満腹感を感じさせてくれます。
甘栗の栄養成分
葉酸(100g当たり100ug)
葉酸は水溶性ビタミンB群の一種で、細胞を作ったり細胞の再生を補助する働きがあります。赤血球を作るのに必要な成分でもあるので貧血予防につながります。
特に妊婦さんにとっては、健やかな胎児の成長のために必要な栄養素とされていますよね。
甘栗にはアーモンドやカシューナッツ、銀杏などのナッツ類よりも多くの葉酸が含まれているの葉酸摂取にはもってこいのおやつなんですね。
ビタミン群も豊富
■ビタミンB1
新陳代謝を整えてくれるので、疲労回復効果が期待できます。
■ビタミンB2
抗酸化力が高いことから老化防止やニキビ予防の働きをします。
■ビタミンB6
肌荒れを防ぐ効果が期待できます。
■ビタミンC
コラーゲン生成に欠かせないビタミンCはシミを抑える効果が期待できます。
カリウム(100gあたり560mg)
カリウムは体からナトリウムを排出する働きがあるためむくみ防止につながります。
亜鉛(100gあたり0.9mg)
亜鉛は人体に欠かすことができない栄養で亜鉛が不足すると代謝が低下します。
食物繊維(100gあたり8.5g)
甘栗に含まれる不溶性食物繊維は水に溶けないので腸の中で膨らみ腸を刺激します。
これにより腸の運動が活発となり排便が促されます。
ダイエットをサポート
便秘を解消
食物繊維により便秘が解消されると体内の老廃物も排出しやすくなります。体の中からきれいにすることでダイエット効果も期待できるというわけです。
むくみの解消
むくみは体に余分な水分がたまる症状ですが、甘栗に含まれるカリウムが水分排出に一役買ってくれます。
新陳代謝向上と脂肪燃焼をサポート
亜鉛が不足すると活性酵素も減るため代謝の悪いいわゆる太りやすく痩せにくい体となります。亜鉛は人の体にとって大切な栄養素ですが、不足がちな要素であるため肥満予防のために積極的に摂る必要があります。
腹持ちが良い
甘栗に含まれている食物繊維は体内に入ると水分を吸って膨らみます。そのおかげでで少しの量でも満腹感を得られるのですね。
また、食べごたえもあるので少量でも咀嚼回数が多くなりその分満腹中枢が刺激されるのです。
まとめ
これまで紹介をしたように甘栗は
・脂質が少ない
・糖質を燃やすために必要な栄養素が豊富
・食物繊維が含まれる
と栄養面でも優れています。
糖質の量が少し高いので食べすぎには気をつけなければいけませんが、甘栗はダイエットに活かすことができる安心なおやつなのです。
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